Vitz
初代から現行モデルまで
機会は様々
全座席に乗車
トヨタの世界戦略小型車のヴィッツです。
初代から現行の3代目(’16現在)まで、社用車、代車、自家用車、レンタカーといろいろな場面で乗る機会の多い車でした。
そのヴィッツですが、車酔いする立場から言えばかなり嫌な車です。
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まず全世代に共通して足回りがふにゃふにゃで非常にふわふわ揺れ続けます。
シートもふわふわなため、常に揺さぶられ続けて、調子が悪いと15分も乗ればノックアウト
エンジンも値段なりの仕様で、振動がはっきりと伝わってきます。
車高が低すぎない点はだけは目が回りづらいので救いですが、通気性も良いわけではないので、やはりどうしても酔いやすい車です。
初代と二代目に関してはトランスミッションがトルコンATとCVT(とMT)の二つ存在し、三代目はCVT(とMT)となっています。
三代目はCVTなので変速のショックとそもそも無縁ですが、初代と二代目はトルコンATで段付きでありながら非常にショックは少ないです。
ま、それでも酔いやすさに対しては焼け石に水ですが。
結論として、落ち着き無く常にふらふらしているかなり酔いやすい車です。
車の素性としては、初代から三代目まで、代を重ねるごとに良くなっているのは分かります。
初代は恐ろしく安っぽい車で、ボディも『剛性』とは無縁のぺらぺらボディでした。
アクセルレスポンスも悪く、ブレーキの効きもいまいちで、ハンドルを切っても思うように曲がらない。という『走る、曲がる、止まる』がまったく駄目な車でした。
FFなのにトラクションがかからず出足が悪い、トルコンもずるずるというひどいデキで、まったくしまりの無い足回りはスピードを出したら横転するんじゃないかという不安を感じさせるレベルでした。
内装に関しても、ほぼ商用車といって差し支えの無いレベルの質感で、結果コンパクトな車体の割りに中が広めという点だけが利点の車でした。
二代目は初代に比べかなり剛性が上がっており、ボディの骨組みからすでに安っぽいというほどではありません。
しかしエンジンがかなり粗雑にうるさいことや、トルコンが変速ショックは無いもののズルズルにすべること、ブレーキの効きもいまいちで相変わらず『走る、曲がる、止まる』が苦手な車でした。
足回りがフワフワで落ち着きこそ無いですが、初代に比べるとかなり改善しており、「足回りが不安定すぎて高速に乗る勇気が湧かない」だとか、「常に横転しそうな感覚」というものは完全になくなっています。
結果値段なりのコンパクトカーというところに落ち着いています。
内装についても初代に比べかなり改善されており、商用車レベルから値段なりのコンパクトカーレベルになっています。
ただ、実際に数値として確認したわけではないですが、なんとなく初代の方が『車内の空間の広がり』を感じます。
簡単に言うと『実際どうか分からないけど、なんとなく広い感じがする』といったところです。
三代目になると乗っていて感じる不安はなくなります。
まだフワフワした足回りで酔いはするものの、普通に乗っててストレスが無いレベルまで、車としては高められています。
恐怖を感じることなく高速に乗ることができ、ブレーキが想像以上に効かずにヒヤッとすることもなく、アクセルも「まぁこんなもんか」という程度の反応はしてくれます。
全体の傾向としてアンダーステアがかなり強いのは事実ですが、車のキャラクターとして考えれば当然のことです。
結論として二代目から全体的にかなり改善されていて、普通に乗れる車です。
ちなみに内装も広くなっているそうですが、正直あまりピンときません。
日常的にたくさんの荷物を積んだりする機会が多いのであれば変化がわかるのかも知れませんが。
結論。代々良くはなっているものの、値段なりの車である。