Nissan X-trail(三代目・T32型)
5人乗り 自然吸気2.0L
CVT ’15/1 運転
まず車酔い加減は普通。
酔いやすいタイプではないですが、酔いにくいわけでもないです。
足回りは酔いやすい感じのセッティングでは無いですが、純正タイヤだと変な突き上げ方をするので、苦手な人は苦手かもです。
サスもふわふわはしていないですが、若干固め。
結果として高速安定性は高いですが、コツコツ感はありますね。
突き上げはタイヤを替えると大分違います。
純正タイヤが硬すぎる気が。。。
そして通気性に関しては悪くは無いですが今一歩。
若干のベルトラインの高さから、窓の開口部が大きくないので、開放感はあまり。
運転席/助手席の視界は広いですが、後部座席はちょっと開けてないですね。
シートはコシのある感じで安定するので良い塩梅。あくまで大衆車としてのレベルですが。
というわけで、「車酔いする人は絶対に敬遠すべき」というタイプではないですが、合う合わないがある感じです。
なので、一度試乗をオススメする車種ですね。
では車評。
一言。コスパの鬼。
まずエンジンですが、しっかりしています。
トルク型のロングストロークエンジンですが、レスポンスも悪くありません。
CVTも普通に乗る分には問題ないと思います。
確かに強く発進するときのすべり感や、急加速時のワンテンポの遅れはCVTである以上しかたの無いものですが、それもよく躾けられています。
パワートレインは必要十分な感じです。
一般的なSUVの速度域にあわせて、その範囲内での使いやすさに主眼を置いた設計になっている気がします。
高速道路でも常用域では安定していますし、加速や旋回も問題ありません。
全ての挙動が「しっかりしている」といった感じでしょうか。
市街地では少し硬さを感じる足も、高速では安定性に効きます。
一部の国産SUVのように、高速道路に乗るとハンドルを必死に握るハメになるということもないです。
電子装備は自動ブレーキなどのセンサーが少し神経質な感じですが、それ以外はいい感じです。
アラウンドビューもとても便利ですし、エアコンも扱いやすく良い効きです。
内装も防水シートは汚れづらいですし、シートヒーターもあり快適。
樹脂の部品は多いですが値段相応で「価格の割りに安っぽい」という感じはありません。
ちなみにこの車、なぜか天井が低反発素材のようになっており、さわり心地が非常にいいです。
内装は全体的に価格相応で、「目に付きやすい部分だけ高そうに見せて、目に付かないところはすごく安っぽい」タイプではなく、全体的に値段相応で均一な感じです。
「目に付きやすい部分だけ高そうに見せて、目に付かないところはすごく安っぽい」タイプは安っぽい部分に気付いてしまうとどうしてもそこばかり気になってしまいますしね。
不満点としてはリアシートのドリンクホルダーの位置が低いこと。
シフトパターンが昔ながらの[P R N D S L]で、マニュアルモードも無いこと。
リアハッチの開口部が思ったほど大きくない、などですかね。
車好き目線だと、走りの装備はほとんど省かれていると感じます。
ま、マニュアルモードとか普通の人使わないっすからね。
CVTのSUVにパドルも変ですし。
リアハッチの大きさも誤差レベルですし。
なので、商品コンセプトを考えると正直大きな不満点はほとんど無いですね。
町乗りSUVで、休日のレジャーにもOK!と考えると全体的にバランスよくまとまっており、非常に良い車です。
価格も300万から350万くらいで不満はなく、非常に高いコストパフォーマンスを誇っていると思います。
質感も安っぽくなく、性能も劣っていなく、機能も十分。
国産SUVを考えるなら選択肢のひとつですね。